半世紀にわたる版画創作活動の中から生まれたはがき版画作品集。作品162点をオールカラー・原寸で収録。創作はがき版画への熱い思いを語る。
また、「はがき版画の作り方」を巻末に収める。 |
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はがき版画の世界
片桐昌成 著 |
B5変型・並製・178ページ |
定価
(本体3,500円+税) |
ISBN978-4-86249-402-3 |
2020年 10月 刊行 |
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■主要目次
はがき版画の世界
創作はがき版画
年賀はがきから始める/版木に恵まれて/はがきの紙質/前略、版画郵便です/日本の大切な文化/はがき版画交流展が誕生
はがき版画のつくり方
はがき版画の用具材料/はがき版画の制作手順/下絵のつくり方/下絵と見当と転写/版木の彫り方/はがき版画の摺り方/はがき版画に水アイロン
片桐昌成 はがき版画 作品目録 |
かたぎり・まさなり…1935年新潟県塩沢町(現南魚沼市)生まれ。’52年木工所の廃材で木版画の習作を始め読売新聞にカット版画投稿。’55年田村孝之介洋画研究所に入所。’64年関西版画連盟の創設に加わる。’75年より美術団体展、海外展に版画作品出品。2000年木版画による板彫地図の制作に着手。’02年NHKテレビより地図作品の取材を受け、放映される。’10年関西版画連盟代表に就く。’18年はがき版画交流展を共同開発、毎年の催し開始。はんが芸術連合会、名誉会長。現在、奈良県田原本町に工房を置き在住。趣味は囲碁。著書に『にっぽん版画紀行』(東方出版)がある。 |