文楽三味線の、粋で豊潤な芸談がここに |
18歳で三味線弾きの初舞台を踏んで60余年。84歳にして現役バリバリの團七師匠の味わい深い語り口から湧き出る豊富な文楽の芸談。太棹三味線を弾きながらの語りを「まるで三味線漫談だ」と評する人もいるとか。写真多数。 |
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文楽芸談
三味線 竹澤團七橋寿のつぶやき
竹澤團七=著/荒木雪破=聞書 |
四六判・並製・206ページ |
定価
(本体1,800円+税) |
ISBN978-4-86249-368-2 |
2019年 7月 刊行 |
2刷 |
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■主要目次
傀儡から文楽までのあゆみ
第1章:少年時代
第2章:文楽の道へ
第3章:修行は一生
第4章:地方巡業
第5章:師匠彌七のこと
第6章:三味線のこと
『ちかえもん』に共演して……北村有起哉(俳優)
あとがき
資料・参考文献
竹澤團七年譜 |
たけざわ・だんしち…1935年、名古屋市生まれ。’53年十代目竹澤彌七に入門。四代目竹澤團二郎を名乗る。翌年、四ツ橋文楽座にて初舞台。’76年竹澤彌七逝去。’81年四代目竹本津太夫の相三味線となり、竹澤團七と改名。’71年の国立劇場奨励賞受賞を皮切りに、2003年大阪府知事表彰、2010年平成22年度文化庁長官表彰など、受賞多数。
あらき・せっぱ…本名=荒木基次。1949年、大阪府生まれ。京都教育大学特修美術科構成専攻卒。’87年有限会社グッズ設立、代表取締役。編集・企画・デザインを主体に制作活動。 |