プレイガイドジャーナル二部作に続く第三弾。
「プレイガイドジャーナル社」から「ビレッジプレス」へと続く長い道のりの中で出会った人々。とりわけ忘れることのできない、今は亡き三人との交流を軸に書き綴った同時代史。◉森喜久雄=画家・モリスフォーム主宰
◉沢田としき=絵本・コミック作家 ◉寺島珠雄=詩人。【いずれも、ほんの一面的なご紹介にすぎませんが】 |
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雲遊天下な日々に
村元 武﹇著 |
四六判・並製・222ページ |
定価
(本体1,400円+税) |
ISBN978-4-86249-362-0 |
2019年 5月 刊行 |
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■主要目次
第1 章 森喜久雄と同時代トリップ
プロローグ 「雲遊天下」創刊号で森喜久雄インタビュー/ギャラリー「モリスフォーム」オープン/『大阪青春街図』を共著で/「春一番」で映像撮影/ロサンジェルスの森喜久雄スタジオで再会/「GLASS
EYE」復刊とアメリカへ移住を決める/ビレッジプレスがスタート/壁面アート軌道に乗る/バリ島に移住/恒例になった喜多ギャラリーで個展開催/病を得て帰国、治療後バリ島へ、そして訃報が届く/他
第2 章 沢田としきと同時代ギャラリー
プロローグ 「雲遊天下」25 号で、沢田としきがキューバの旅を寄稿/田川律プロデュース「街角のバラード」コンサート/「雲遊天下」大塚まさじ連載に挿画/阪神・淡路大震災と「KOBE*HEART1995」/「春一番」復活/『アフリカの音』刊、「『アフリカの音』原画展」でジンベ演奏/西岡恭蔵逝く/「ぐるり」創刊から表紙担当/
WALK TALK「アフリカの智慧」プロジェクトでジンベ演奏/闘病の甲斐なく/他
第3 章 寺島珠雄と同時代ライブラリー
プロローグ 「雲遊天下」22 号で寺島珠雄追悼特集/ URCレコード「禁歌集」録音会場で/『どぶねずみの歌』と『私の大阪地図』/プレイガイドジャーナル社の単行本出版事情/『釡ケ崎旅の宿りの長いまち』刊/VAN
書房での一連の出版/編集工房ノア・「虚無思想研究」・浮游社との出版ほか/竹中労逝く/ DTP 制作のはじまりと「雲遊天下」創刊/水野阿修羅『その日ぐらしはパラダイス』刊/『南天堂』を書き上げて逝く/寺島珠雄事務所スタート/他 |
◉オビ文:大塚まさじ《ひとつの時代へと辿る道が、この本の中にある。》
◉カバー絵:森英二郎 ◉ブックデザイン:日下潤一+赤波江春奈 |
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むらもと・たけし…1943年生まれ。大阪勤労者音楽評議会(大阪労音)事務局、アート音楽出版、プレイガイドジャーナル社、ビレッジプレスの間に、「新音楽」「フォークリポート」「プレイガイドジャーナル」「雲遊天下」の編集や、単行本、CD、コンサート、海外旅行などのプロデュースに携わった。著書に『プレイガイドジャーナルへの道1968~1973』『プレイガイドジャーナルよ1971~1985』(東方出版)がある。 |
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関連書 |
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プレイガイドジャーナルへの道
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プレイガイドジャーナルよ
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