前作『プレイガイドジャーナルへの道』に続く第二弾完結編。1971年の創刊から85年に著者が離れるまでの「プレイガイドジャーナル」15年間と、同誌に携わった多くの人びとを描く。
当時の様々な関西カルチャー・シーンと絡み合い、時代を共有した月刊情報誌の生の姿を記録した70年代同時代史。 |
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プレイガイドジャーナルよ
1971〜1985
大阪労音―フォークリポート―プレイガイドジャーナル
村元 武 著 |
四六判・並製・255ページ |
定価
(本体1,600円+税) |
ISBN978-4-86249-282-1 |
2017年 4月 刊行 |
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序章 創刊からの2年間 1971年7月~1973年6月 編集長・村元武
第1章 野崎町の春 1973年7月~1976年6月 編集長・林信夫
情報と読み物とに広がり。「ぷがじゃマガジン」刊行(74年11月)/京阪神「青春街図」が出そろった有文社と単行本企画/ニコニココンサート(74年1月)と音楽イベント/第1回「アメリカ夏の陣」(74年7月)と海外旅行企画/「フィルムワーク」(75年1月)と映画上映/つかこうへい『ストリッパー物語』(75年5月)と演劇公演/モリスフォーム「さらば大阪」(75年6月)/「フォークリポート」わいせつ裁判一審無罪(76年3月)/「WOW・WOW」創刊(75年8月)/事務所をミナミへ移転(75年12月)
第2章 盛夏の清水町 1976年7月~1980年2月 編集長・山口由美子
増ページで特集・デザイン・表紙ともに充実/単行本出版に踏み切『バイトくん』(77年11月)がヒット/3年目以降の「アメリカ夏の陣」/第1回「ネパール冬の陣」(76年12月)/ミナミの地に根づく新事業/続く「フィルムワーク」とドイツ映画祭、新進映画監督躍進/東京ヴォードヴィルショー(77年1月)登場と拡大する演劇公演/ついに春一番コンサート最終回(79年5月)、音楽イベントの縮小/「フォークリポート」わいせつ裁判、控訴審と最高裁判決/離散し入れ替わっていく編集部。有文社、クリエイト大阪のその後
第3章 塩町の秋 1980年3月~1982年12月 編集長・森晴樹~村上知彦
B6ポケット判サイズ、最後の3年間(80年から82年)/チャンネルゼロの動き/単行本出版部門のその後/映画『ガキ帝国』製作と公開(81年2月)/新事業の展開、海外旅行企画の終わり/好調続く演劇公演/ますます困難になる音楽イベント/大きな判型を選ぶ道筋と「マガジン83」プロジェクト
第4章 塩町・厳冬 1983年1月~1985年9月 編集長・村上知彦~小堀純
B5判「プレイガイドジャーナル」スタート(83年1月)/映画上映、演劇公演、単行本の取り組み/「パキスタン自由遊覧」(83年12月)/「21世紀ディレクターズユニオン」旗揚げ(83年4月)/拡大路線が苦戦、編集長交代と元気な演劇公演/単行本を突破口にと/再建計画が進んだが壊れる(85年2月)/新しい経営陣に移行(85年9月)/マイナーかメジャーか
あとがき |
◉オビ文:田川 律《おたがい裏方ながい間やってきたし、こら読むしかないんちゃう!》
◉カバー絵:森英二郎 ◉ブックデザイン:日下潤一+赤波江春奈 |
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プレイガイドジャーナルへの道
1968〜1973
大阪労音―フォークリポート―プレイガイドジャーナル
村元 武 著 |
四六判・並製・255ページ |
定価
(本体1,600円+税) |
ISBN978-4-86249-265-4 |
2016年 5月 刊行 |
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むらもと・たけし…1943年生まれ。大阪勤労者音楽評議会(大阪労音)事務局、アート音楽出版、プレイガイドジャーナル社、ビレッジプレスの間に、「新音楽」「フォークリポート」「プレイガイドジャーナル」「雲遊天下」の編集や、単行本、CD、コンサート、海外旅行などのプロデュースに携わった。著書に『プレイガイドジャーナルへの道
1968~1973』(東方出版)がある。 |
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