小学五年生のゆみたちは、夏休みの班学習の題材におばあちゃんの戦争体験をとりあげることになった。それは、疎開先のヒロシマの原爆のこと。おばあちゃんの話を聞き、ゆみは夢の中で、おばあちゃんがかつて持っていた青い目をしたお人形さんと当時のヒロシマにタイムスリップする・・・。平和の中で育っている現代っ子に「核」の怖さを伝えたい、との思いが込められた創作絵本。 |
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空を飛んだ夏休み あの日へ
丘乃れい 著/大西雅子 絵 |
A4変型判・並製・94ページ |
定価
(本体1,500円+税 ) |
ISBN978-4-86249-354-5 |
2018年12月 刊行 |
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■主要目次
ここはどこ? /始まった夏休み/
班学習の題材は? /おばあさんを囲んで/
お人形探し/これは夢? それとも? /
夜空へ/ヒロシマへ/
ゆみの部屋/全校集会/美しい海と空
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著者プロフィール |
おかの・れい…1947京都市年生まれ。1966年より脚本家として活動。シナリオ作家協会会員を経て現在はフリー。主な作品として、児童教育映画および、社会教育映画多数。監督も手がける。京都府京丹波町に在住。
おおにし・まさこ…1960年大阪生まれ。広島県出身の母を持つ。美術・イラスト・デザイン、すべての「つくること」に興味があり、猫をなでるのが一番の趣味。京都府京丹波町に在住。 |
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