笙の風
しょうのかぜ

出口常順の生涯


出口 善子 著

SBN978-4-86249-351-4
日本最初の官寺「四天王寺」第百一世管長=出口常順。1928(昭和3)年入寺。1951(昭和26)年~1983(昭和58)年という時期に管長職を務め、室戸台風(1934)で倒壊した五重塔の再建に奔走。また、1945(昭和20)年の大阪大空襲で灰燼に帰した伽藍を創建当初の姿に近づけて復興した。娘が綴る父・出口常順の波乱の生涯。
笙の風(しょうのかぜ)
出口常順の生涯
出口 善子 著
四六判・上製・336ページ
定価
(本体2,800円+税 )
ISBN978-4-86249-351-4
 2018年12月 刊行
 
■主要目次
1 ザボン
2 干し柿
3 べんずりさん
4 藪の中
5 三高受験
6 紅もゆる
7 画帳を懐に
8 結婚、そしてパリへ
9 菩提樹の下で
10 室戸台風来襲
11 おばあちゃんの話
12 昭和新五重宝塔完成
13 アルバムから
14 沖縄へ
15 聖霊院落慶
16 この世でなすべきこと
 出口常順年譜
 著者プロフィール
でぐち・よしこ…1939年、出口常順・春子の次女として生まれる。府立大阪女子大学(現・大阪府立大学)卒、眼科医師・由利喜章と結婚。
俳句結社「六曜」代表。句集『羽化』など六冊出版、よみうり文化センター俳句講師。
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