日雇労働者のまち釜ヶ崎の約50年にわたる変貌と今を伝えるモノクローム写真集。61の同一ポイントで、Ⓐ1925~60年頃、Ⓑ1994~95年、Ⓒ2017年に撮影した3枚の写真を並べて解説を加え、充実の資料編と釜ヶ崎年表を付す。総338点におよぶ写真を収載。
写真家・中島敏の約50年におよぶ釜ヶ崎における写真活動の集大成。 |
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定点観測・釜ヶ崎 増補版
中島 敏 編 |
B5判横・上製・286ページ |
定価
(本体7,000円+税) |
ISBN978-4-86249-298-2 |
2018年 2 月 刊行 |
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■主要目次
撮影ポイント地図/監視カメラポイント地図
序文 定点観測・釡ヶ崎(寄せ場)のいま…水野阿修羅
定点観測 写真と解説
資料編
資料1 釡ヶ崎の古地図、石碑他
資料2 無縁者合葬と墓籍簿
資料3 飛田の塀
資料4 ドヤ(簡易宿泊所)の変遷
資料5 労働現場と飯場
資料6 1960 年代の街並と人びと
資料7 バブル崩壊と野宿者
「野宿者」の排除が進む地区内・地区周辺…小柳伸顕
撮影ノート…中島 敏
参考文献
釡ヶ崎年表…水野阿修羅編 |
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なかじま・さとし…1947年香川県小豆島生まれ。日本写真専門学校卒。作品に『ドヤ街 釜ヶ崎』(1986年、晩聲社)、『単身生活者』(1990年、海風社)、『定点観測釜ヶ崎』(共著、1999年、葉文館出版)。
みずの・あしゅら…1949年生まれ。寄せ場学会会員。著書『その日暮らしはパラダイス』(1997年、ビレッジプレス)、『釜ヶ崎のススメ』(2011 年、洛北出版)他。
こやなぎ・のぶあき…1937年北海道生まれ。大学では神学と教育学を学ぶ。大阪市教育委員会嘱託ケースワーカーとして、あいりん小中学校で働く。寄せ場学会会員。 |
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