二人の孫娘が病気で保育園を休んだりした時、共働きの息子夫婦に代って出動し面倒をみるおじいちゃんの子育て体験記。幼い子との意思疎通、バッグに用意する必須品、抱っこをしながらの移動術等、てんやわんやしながら経験して学んだあれこれを語る、「育ジ~ジ」養成マニュアル風エッセイ。 |
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育ジ〜ジがやってくる
はたらくママたちへ
菅谷洋司 著 |
四六判・並製・191ページ |
定価
(本体1,200円+税) |
ISBN978-4-86249-266-1 |
2016年 8月 刊行 |
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■主要目次
第1部 育ジージの出番は突然やってくる
かりんちゃんが吐いた/元気な孫たちに会っておくこと/ 育ジージはかりんの日本語教師
第2部 育ジージマニュアル
幼児語を理解する/おむつの替え方/育ジージルック/ ベビーカーの死角/食物アレルギーに気をつけて/ベビージッターから育ジージへ/保育園の先生に学ぶ
第3部 育ジージの育自論
東日本大震災の夜/白いファーストシューズ
私のかりんは左利き/イヌでもネコでもないヒトという動物
育ジージ離れは七歳から/育ジージの任務は続く |
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すがや・ようじ…1949年小樽生まれ。早稲田大学高等学院在学中、米国ヴァージニア州にAFS奨学金で一年間留学。1972年早稲田大学政経学部卒業、共同通信社写真部に入社。本社、那覇支局、名古屋支社などで報道カメラマン。88年~91年北京支局特派員。天安門事件、戒厳令下のラサ、モンゴル民主化、独裁下のアルバニアなどを取材。自衛隊初のカンボジアPKO、金日成の北朝鮮、崩壊したソ連、フセイン支配下のイラク、アパルトヘイト撤廃後初の南アフリカ総選挙、米国初の黒人大統領誕生など世界約60カ国で取材。編集委員時代に「生の時・死の時」「メロディーとともに」など通年企画を9年間担当。動物連載企画「人間たちと生きて」を最後に退社。孫育てのかたわら、日本の子どもたちの日常生活と国際社会の接点に目を向けたジャーナリストの道を模索中。日本外国特派員協会正会員。千葉県・市川市在住。 |
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