「浄土真宗に還る」とは、「正しい大人」になること。それは、自分と他者、そして自然がともにあるシステムを思惟しつつ、現代を生きていることへの感動から始まる。近代日本というにとどまらず、3・11後の日本の現代を見据え、親鸞の姿をとおして自律した自由な心をたもちつづけるありようを語る。 |
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浄土真宗に還る
橋本 徹 著 |
四六判・ソフトカバー・200頁 |
定価
本体1,800円+税 |
ISBN978-4-86249-242-5 |
2015年 5月 刊行 |
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■主要目次 「正しい大人」
浄土教の時代
親鸞と同朋
往相還相そして横超
漱石と親鸞
大地とめざめ
同朋と「雑民」
還る責任 |
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はしもと・とおる…1943年、京都生まれ。龍谷大学文学部仏教科真宗学卒、浄土真宗本願寺派僧侶、宗教ジャーナリスト。『仏教タイムス』取締役編集長など歴任。著書に『バチカン日記』(私家版)、『現代の部落差別』(共著)など。京都府木津川市に在住。 |
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