「生涯現役・生涯在野・生涯ハングリー」をモットーとした反骨の木版画家・清田雄司の初期から最新作(1960~2011)に至るまでの作品74点をオールカラーで収録。巻末解説「生への讃歌─清田雄司の画業と作品」=松川綾子(奈良県立美術館学芸員)。「作品リスト(制作年・サイズ・収蔵館名)」を付す。 |
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木版画 清田雄司の世界 |
A4変型判・ソフトカバー・95頁 |
定価
(本体3,500円+税) |
ISBN978-4-86249-226-5 |
2014年 1月 刊行 |
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■主要目次
序文
◉清田雄司─日本風景の「心情」表現者……ローレンス・スミス(大英博物館元日本部部長)
◉『木版画 清田雄司の世界』に寄せて……河野 実(鹿沼市立川上澄生美術館館長)
作品
作品リスト(作品名・制作年・絵具の種類・サイズ・収蔵館名)
解説
◉生への讃歌─清田雄司の画業と作品……松川 綾子(奈良県立美術館学芸員) |
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きよた・ゆうじ…1931年北九州市生まれ。’56年京都市立美術大学(現 京都芸術大学)図案科卒業。卒業制作で木版画「顔」金賞受賞。桃山学院高等学校(大阪)教諭となる。「読売教育賞」、「大阪府美術教育功労賞」を受賞。’81年「木版画・刀の会」結成。’97年桃山学院定年退職、2000年同講師退職。朝日カルチャーセンター大阪・近鉄文化サロン奈良で「木版画・清田教室」を開設。’04年大英博物館「日本の美術展」に葛飾北斎・富嶽三十六景「神奈川沖波裏」と共に「大樹悟恵・大樹流勢・山気墨景」3点が陳列される。
作品の主な収蔵施設=大英博物館 23点(2004年)、奈良県立美術館、鳥取県立博物館 20点、北九州市立美術館 27点、町田市立国際版画美術館155点(初期から1999年までの作品)。奈良市在住。 |
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