「非暴力と不服従」でインドを独立に導いたマハトマ・ガンディー。彼の強固な精神世界を支えていたのは、自ら「精神の参考書」と呼んだ『バガヴァット・ギーター』であった。
ガンディーの言葉をちりばめながら、彼の内的世界の軌跡をたどる。写真多数。 |
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世界を変えた自己変革 |
人間ガンディー
エクナット・イーシュワラン 著
スタイナー紀美子 訳 |
A5判・並製・214ページ |
定価 本体2,000円+税 |
ISBN978-4-86249-213-5 |
2013年 1月 刊行 |
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イーシュワランのガンディー像 マイケル・N・ナグラー (カリフォルニア大学バークレー校名誉教授)
ガンディーのインドに育って――当時と今
塩の行進/アシュラムでのガンディー/非暴力/ガンディーのメッセージ
第一章 変容の時代――幼年期、ロンドン留学、南アフリカ
恥ずかしがり屋の少年/イギリスでの「実験」/ヨハネスブルグで得た成功
/奉仕する喜び/妻の忍耐/自分自身を変える/深い内省を経て
第二章 愛の道――南アフリカとインドにおける非暴力
マリッツバーグ駅での一夜/市民的不服従/憎しみには愛を/非暴力へ
の確信/行動する愛/「神の子」とともに/悪に協力しない/ネルーの一家
/塩のサティアグラハ/怒りのエネルギーを非暴力の力へ/イギリス再訪/
非暴力に応じたパシュトゥーン人/愛を広げる/非暴力への試練
第三章 母なるギーター――霊性の源『バガヴァッド・ギーター』
執着せず最善を尽くす/真実との一致/自己をゼロにする/マントラ/至高
の境地
第四章 ひとりの人間として――生活すべてにわたる非暴力
人はどうあるべきか/愛は要求しない/セヴァグラム・アシュラム/瞑想から
始まる一日/美しい人柄/夕食そして祈り/「わたしの人生が、わたしのメッセージです」
非暴力はいかに作用するか ティモシー・フリンダーズ(教育者、文筆家)
サティアグラハ――魂の力/アヒンサー/サティアグラハの挑戦/現代におけるサティアグラハ
ガンディーの時代――年譜と解説
地図/参考文献
索引
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Eknath Easwaran……1911年、インドのケーララ州に生まれる。英文学教授および著述家として活躍したのち、1959年にフルブライト客員教授として渡米。1961年、カリフォルニア州にブルーマウンテン瞑想センターを設立。以来、1999年に他界するまで40年にわたり、アメリカの人々に瞑想を指導する。『ウパニシャッド』『バガヴァッド・ギータ』をはじめとするインドの古代聖典の解説のほか、『マハトマ・ガンディ』『スローライフでいこう』『永遠の生命』など、著作は28冊にも及び、そのユーモアのある語り口と鋭い洞察で、今も読者を魅了し続けている。
すたいなー・きみこ……1951年岡山市生まれ。京都教育大学卒業後、京都市立芸術大学修士課程修了。
1989年よりスタイナー翻訳ビューロー代表。訳書には『ガラス幻想』『ガウディのデザインと空間』『エミール・ガレ』など美術関係のものが多いが、近年はエクナット・イーシュワランの著書の翻訳を手がけている。 |
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