日韓「社会的企業」最前線
「危機の時代の市民活動」編集委員会(秋葉 武・川瀬俊治・菊地 謙・桔川純子・広石拓司・文 京洙)[編著]
危 機の時代のただ中にあって、それをどう乗り越え、未来を切り開くのか。日韓を代表する市民運動のリーダー・朴元淳、湯浅誠氏、田村太郎、菊池新一、李恩愛各氏のロングインタビューと編集委員の座談会などで構成。巻末、日韓の社会的企業30団体の紹介は本書が初。 |
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危機の時代の市民活動
「危機の時代の市民活動」編集委員会 |
A5判・並製・298ページ |
本体2,200円+税
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ISBN978-4-86249-196-1 |
2012年 3月 刊行 |
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◉主要目次
第1章 危機の時代とどう向き合うか
日韓の市民社会・社会的企業を語る……朴元淳(ソウル市長・元「希望製作所」常任理事)【聞き手 広石拓司】
付記 朴元淳さん、ソウル市長になる……文京洙
政権交代と市民運動を語る……湯浅誠(「反貧困ネットワーク」事務局長)【聞き手 菊地謙、桔川純子】
第2章 東日本大震災に直面して、いま
東日本大震災に直面して̶様々なつながりの具現化を……田村太郎(「ダイバーシティ研究所」代表) 【聞き手 広石拓司】
震災後の支援ネットワークを語る̶遠野からの発信……菊地新一(「NPO法人遠野・山・里・暮らしネットワーク」マネージャー)【聞き手 編集委員】
第3章 韓国における社会的企業の現在
韓国の社会運動と社会的企業̶李恩愛さんへのインタビューに寄せて……文京洙
韓国の社会的企業の現況と市民社会のイニシアチブ……李恩愛(「ともに働く財団」前事務局長) 【聞き手 文京洙】
韓国の社会的企業と言説の多様性……秋葉武
第4章 コミュニティの再生と市民事業の可能性
危機の時代を乗り越えるために、社会的企業の果たす役割とは̶人を中心に経済と社会、コミュニティと仕事を結び付ける
……広石拓司
韓国のコミュニティづくりの実践̶ソンミサン・マウルの新たな挑戦……桔川純子
座談会「危機の時代の市民運動」……文京洙・桔川純子・広石拓司・秋葉武・菊地謙・川瀬俊治(司会)
一、市民「運動」から「活動」へ/二、変革につながる回路は/三、消費社会のインパクト/四、韓国社会の危機について
五、貧困問題をどうとらえるか/六、雇用なき成長時代について/七、日韓の社会的企業/八、コミュニティ再生の課題は
事例 韓国の社会的企業/日本の社会的企業
資料編 社会的企業育成法/キーワード解説(韓国関連) |
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