済州島に生まれ、その民俗風物に魅せられ30年余。やせた石島=済州島の地を肌で感じ、暮らしを支えてきた母や祖母らの姿を収める。済州島の人々の息遣いを感じ、消えつつある済州島民の暮らしを記録したダブルトーン89葉。 |
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母たちの済州島
姜萬保写真集 |
任栽賢﹇文﹈
李敏珠・川瀬俊治﹇訳・解説﹈ |
B5変型判・並製・94頁 |
本体1,800円+税 |
ISBN978-4-86249-192-3 |
2012年 2月 刊行 |
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カン・マンボ…1948年済州道済州市生まれ。済州観光大学写真映像科卒業。『漢拏日報』写真部長、日本特派員、『済民日報』コリアニュース大阪取材部長などを歴任。現在、(社)韓国写真作家協会済州支部長、韓国写真作家協会諮問委員などをつとめている。大韓民国写真大典入選、済州島美術大典写真部門大賞、優秀賞などを受賞。韓国芸総済州特別自治道連合会芸術人賞受賞。
任 栽賢(イム ジェヒョン) 済州道済州市生まれ。済州観光大学写真映像科卒業。群山全国写真公募展銅賞。済州漢拏文化祭全国写真公募展銀賞など受賞。本書では「文」を担当。
李 敏珠(イ ミンジュ) 京都市生まれ。在日韓国人二世。帝塚山大学在学中に韓国外国語大学に短期留学。韓国ソウルで会社員生活を経て、現在は日本で外資系企業に勤務。本書では「訳と解説」を担当。
川瀬 俊治(カワセ シュンジ) 三重県生まれ。訳書に孫錫春著『言論改革』(みずのわ出版)、論考に「人権都市・韓国光州市のいま」(『部落解放』2011年12月号)などがある。本書では「訳と解説」を担当。 |
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