般若心経に学ぶ 宝積 玄承 著 ISBN978-4-86249-184-8
『般若心経』の一字一句を、様々な逸話や日常の出来事と重ね合わせながら読み解き、日々の暮らしにその教えを活かす道をわかりやすく説く。巻頭に『般若心経』全文を掲載、各講で逐次読み下しと解説を加える。 全十二講。
般若心経に学ぶ 宝積玄承 著 B6判・上製・211ページ 本体1,800円＋税 ISBN978-4-86249-184-8  2011年　8月　刊行 ■主要目次 第一講　今なぜ『般若心経』なのか 第二講　真理を求めて…仏説摩訶般若波羅蜜多心経 第三講　観音さんの慈悲…観自在菩薩　行深般若波羅蜜多時　照見五蘊皆空　度一切苦厄 第四講　一切これ空なり…舎利子　色不異空　空不異色　　色即是空　空即是色　受想行識　亦復如是 第五講　永遠に生きる…舎利子　是諸法空相　不生不滅　不垢不浄　不増不減 第六講　すばらしい人間の感覚…是故空中無色　無受想行識　　無眼耳鼻舌身意無色声香味触法　無限界乃至無意識界　 第七講　老いを知らず…無無明　亦無無明尽　乃至無老死　　亦無老死尽 第八講　苦からの出発…無苦集滅道 第九講　無我に生きる…無智亦無得　以無所得故 第十講　不安のない世界…菩提薩埵　依般若波羅蜜多　故心無罣礙　無罣礙故　無有恐怖　遠離一切顚倒夢想　究竟涅槃 第十一講　尊厳なる自覚…三世諸仏　依般若波羅蜜多故　得阿耨多羅三藐三菩提　故知般若 　　波羅蜜多　是大神呪是大明呪　是無上呪　是無等等呪　能除一切苦　真実不虚 第十二講　彼岸に到る…故説般若波羅蜜多　即説呪曰　羯諦羯諦　波羅羯諦　波羅僧羯諦　菩提娑婆訶 ほうずみ・げんしょう……1937年、熊本県人吉市に生まれる。1959年、花園大学仏教学科卒業後、山田無文老師の下に参じ、祥福寺専門道場で10余年修行、のち大森曹玄老師に参学し嗣法、「無畏室」と号す。財団法人禅文化研究所を経て、花園大学実践禅学講師、禅仏教とキリスト教との「東西霊性交流」に30余年携わる。現在、ＮＨＫ文化センター、朝日カルチャーセンター講師、花園大学文学部客員教授、的真塾京都国際禅堂代表、世界宗教者平和会議日本委員会評議員。自坊では禅道場を開設し、指導に当たる。著書『わらじからの出発』『目で見る坐禅入門』（東方出版）、 『禅で観る　禅で知る』（かんき出版）、『禅僧修道院をゆく』『逆転の呼吸法』（中外日報社）他。 京都府亀岡市在住。
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