10年ぶりに訪れたローマでの1年間を綴ったオールカラーの水彩画文集。道に迷い、額職人や修復師と知り合い、お気に入りのリストランテを見つけ、美味しいお菓子をほおばる。ローマの街角、陽気な人々を描く清冽にしてみずみずしい絵筆。 |
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ある日のイタリア ROMA
金 英淑 画文集 |
A4判・上製・62ページ |
本体3,200円+税 |
ISBN978-4-86249-157-2 |
2010年 3月 刊行 |
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「金英淑は2007年秋から一年間、古都ローマで過ごし、様々な国の人達と接しながら体いっぱい空気を吸いそして自然の息づかいを体験してきた。そこから得たものは何ものにもかえがたい貴重な人生の宝となっていつまでも輝くことであろう。…」川合勝三郎(画家)「才能は困難にぶつかることにより自らを開花する。道に迷って見上げた「ジャニコロの丘」の景色̶それはこの画家を目覚めさせた」高貞子(児童文学者) |
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祖国である韓国、母国である日本。そしてローマは私にとって第三の故郷であるように思います。……「あとがき」より |
キム・ヨンスク…1967年大阪生まれ。’87年大阪市立美術研究所研修(’96年特待終了)。’88年~全関西美術展出品(佳作賞、讀賣新聞大阪本社賞等)。’89年~2009年女流画家協会展出品(’96年船岡賞、2000年クサカベ賞)。’98年アトリエKIM開設(生野区)。2000年第3回光州ビエンナーレ特別記念「在日の人権」展(韓国光州市立美術館)。’01年第5回前田寛治大賞展(倉吉博物館、第6回も)。’01年「21世紀と人権」展(韓国ソウル国会議員会館、世宗文化会館)。’06年「光2006河正雄青年作家招待展」(光州市立美術館)。’07~’08年渡欧、個展、グループ展多数、受賞多数。現在、アトリエKIM主宰。 |