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56歳で日本廻国の旅に出、61歳から仏像を彫り始めた木喰は93歳で没するまで、千体を超える仏像を刻んだ。その独特の微笑が人々を魅了してやまない木喰仏141点、書画・資料32点をオールカラーで収録。仏像と資料を通して、その卓越した美を紹介し、木喰の人間像に迫る。巻末に論考5本、作品解説、略年譜、おもな木喰仏の所在分布図、目録を付す。 |
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木喰
もくじき
庶民信仰の微笑仏
みしょうぶつ
大久保憲次・小島悌次=監修 |
B4変型・上製・227ページ |
定価3,990円
(本体3,800円+税)
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ISBN978-4-86249-091-9 |
2007年 12月 刊行 |
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◆―木喰学序説― 木喰さんが深い仏縁を契った地を巡る ……大久保憲次(全国木喰研究会顧問)
◆木喰の作品 ……小島悌次(全国木喰研究会評議員)
◆こころのうたびと ―和歌からみた木喰さん― ……萩原光之( 佐渡北平沢木食会会長)
◆山梨の木喰仏 ……近藤暁子(山梨県立博物館学芸員)
◆柳宗悦の木喰研究 ―大正末期に起こった木喰仏発見の騒動について
……森谷美穂(そごう美術館主任学芸員) |
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