ヒンドゥーの至高の聖典とされる『バガヴァッドギーター』(神の歌)を読む。そのエッセンスを知ることで、インド思想の全ての要素を理解することも可能となる。本書『ギーター・サール』(ギーターの神髄)はサンスクリット原典の詩句を掲載し、さらに著者の平易で明快な解説を付すことにより、ギーターの深奥の意味を説く。 |
前著を大幅に改訂し、新たにCDを付した改訂新版 |
バガヴァッドギーターの神髄 インド思想入門 |
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ギーター・サール 新訂版・CD付き
バガヴァッドギーターの神髄 インド思想入門
A・ヴィディヤーランカール(著)/長谷川澄夫(訳) |
A5判・上製・208ページ |
定価
(本体2,800円+税)
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ISBN978-4-86249-085-8 |
2007年 10月 刊行 |
「品切」 |
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本書の特色
1 ギーターの原典は700余の詩句からできているが、その中から特に重要な151の詩句を選び、それをテーマ別に配列。
2 詩句は原典のサンスクリット文字をそのまま掲載し、その下にカタカナで読みを付した。それに、インドでも有数のサンスクリットの碩学である著者の明快、簡潔な訳と解説を付した。
3 サンスクリット学習者のために、語句の原文とともに下段にサンスクリット語のサンディー(音韻変化)の注釈を付した。
4 巻頭の序説においてギーターの解説のみならず、インド思想の基本を明快に説いており、この序説だけでも格好のインド思想の入門書となっている。
5 CDには、著者自身による詠唱を収録した。 |