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小野流、栄海の次第に基づき、その一行一行を現代語訳して解説を付す。十八道念誦次第、金剛界念誦次第、胎蔵界念誦次第、護摩法次第の四度加行に伝法灌頂の行法を加えた、初の秘密事相の現代語訳による解説。 |
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現代語訳
真言秘密行法
八田幸雄﹇著﹈ |
菊判上製・カバー装・790頁 |
定価
(本体28,000円+税)) |
ISBN978-4-88591-259-7 |
1991年2月 初版刊行 |
6刷 |
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口絵
凡例
第一章 行法の概説
①十八道加行作法/②十八道の行法/③金剛界の行法/④胎蔵界の行法/⑤護摩の行法/⑥伝法灌頂の行法/⑦中院流独自の行法
第二章 行法の解説と和訳
一、四度加行作法
①十八道/②金剛界/③胎蔵界/④護摩
二、聖如意輪観自在菩薩念誦次第
三、金剛界念誦私記
四、胎蔵界念誦私記
五、大日護摩次第 栄海
①作壇作法/②息災護摩 支具等の準備/③行者の内的道場の建立/④五段護摩/⑤破壇の作法/⑥神供
六、伝法灌頂の行法
①伝法灌頂三摩耶戒私記(抜粋)栄海
②金剛界伝法灌頂私記(抜粋)栄海
③胎蔵界伝法灌頂私記(抜粋)栄海
索引
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はった・ゆきお…1927年大阪生まれ。関西学院大学文学部哲学科卒。文学修士。関西学院大学講師、朝日カルチャーセンター講師などをつとめる。日本宗教学会、日本密教学会、日本仏教学会に所属し論文を多数執筆。元・圓正寺住職。
編著書=『真言事典』『主要密教経軌解説』(平河出版社)、『現代密教講座 第4巻』(共著、大東出版社)、『空海の思想』『墓と仏壇の意義』(東方出版)ほか多数。 |
関連書
真言秘密加持集成 |