トルコのほぼ中央部に位置するカッパドキア。世界に類を見ない奇怪な岩山の景観が広がる。その岩山を削り、岩窟教会や地下都市が造られていった。100km2におよぶ広大なカッパドキア(世界遺産)の全容をオールカラーの写真と文で紹介。 |
|
■主要目次
Tカッパドキアの歴史
カッパドキア台地の誕生/カッパドキアの興亡/初期キリスト教発展期のカッパドキア/オスマン‐トルコの寛大なキリスト教信仰/ほか
Uギョレメと岩窟教会群の中世芸術
ギョレメとは「見ることのできない土地」の意/カッパドキアの偉大な
る聖バシル/ギョレメ野外博物館を彩る岩窟教会群/ほか
Vカッパドキア各地を彩る歴史と景観
ネヴシェヒル/アヴェノス/ムスタファパシャ/ウフララ渓谷/ほか
Wカッパドキアの地下都市
地下都市の遥かなる光芒/デリンクユ地下都市/ほか
Xカッパドキアの名物
カッパドキアのダブルノット織り絨毯/カッパドキアの郷土料理/洞窟のベリーダンス |
カッパドキア
萩野矢慶記…写真・文 |
A5判・ソフトカバー・159頁 |
定価2,940円
(本体2,800円+税) |
ISBN4-88591-997-5 |
|
|
|
はぎのや・けいき…1938年、栃木県生まれ。専修大学卒。'83年、サラリーマンを経て写真家に転向。世界の子どもと旅写真がライフワーク。現在まで51カ国を撮影取材。[個展]=「街から消えた子どもの遊び」「世界遺産大カッパドキア」等多数。[写真集] =『バリ楽園紀行』(グラフィック社)、『トルコ 遥かなる大地』『アジアの子どもたち』『ウズベキスタン シルクロードのオアシス』(東方出版)、『ギリシャを巡る』(中公新書カラー版)ほか多数。日本写真家協会、日本広告写真家協会、日本写真協会 各会員。 |