金大中事件の政治決着
 主権放棄した日本政府 


 ISBN4-86249-050-6
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金大中事件の政治決着 
 主権放棄した日本政府





古野喜政
(元毎日新聞ソウル特派員)
1973年8月8日白昼、東京のホテルから韓国の政治家、金大中が秘密警察によって拉致された。金大中事件である。追跡すること33年、2006年に明らかにされた韓国政府の外交文書と、事件当時ソウル特派員だった著者自身の取材メモ等から、誰が何をし、しなかったのか、その真相に迫った渾身のルポ
  
金大中事件の政治決着
     主権放棄した日本政府

古野喜政=著
A5判・並製・308ページ
定価2,625円
(本体2,500円+税)
ISBN4-86249-050-6
■主要目次
第 1 章 金大中拉致
第 2 章 金大中解放
第 3 章 金大中はなぜ拉致されたか
第 4 章 金東雲の指紋をぶつける
第 5 章 独裁下の異様な体験
第 6 章 密使たちの季節(一)
第 7 章 密使たちの季節(二)
第 8 章 第一次政治決着(一)
第 9 章 第一次政治決着(二)
第10章 田中角栄・金鍾泌会談
第11章 三億円疑惑
第12章 民青学連事件! 政府は日本人二人を見捨てた
第13章 スクープは白昼夢だった 
第14章 主権放棄! 第二次政治決着
最終章 二〇〇六年夏・ソウル
金大中事件関連年表
 ふるの・よしまさ……1936年北九州市生まれ。'60年京都大学法学部卒、毎日新聞大阪本社入社。社会部で事件を担当。'73年3月〜'76年3月ソウル特派員。金大中拉致事件、民青学連(日本人2学生逮捕事件)、文世光大統領狙撃事件を取材。大阪本社社会部長、編集局長、常務取締役・西部本社代表。スポーツニッポン新聞大阪本社専務取締役。現日本ユニセフ協会大阪支部副会長、アジア太平洋人権情報センター理事など。著書に『韓国現代史メモ』(幻想社)、『どうなる南北統一Q&A』(共著、解放出版社)など。訳書に『ソウルの華麗な憂鬱』(共訳、国書刊行会)がある。
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