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茶道具の茶筌発祥の地として全国的に有名な奈良高山。奈良県最北端に位置し大阪、京都と接する大都市近郊にありながら、豊かな自然環境が残る地域でもある。だが、ここにも宅地開発の波が押しよせ、この貴重な環境や生態系が失われようとしている。奈良高山の里山をフィールドに活動している野鳥写真家の与名氏と、鳥類の生態研究者である中津氏による、当地のオールカラー自然ガイド。
第1部で高山の野鳥たちを紹介し、第2部では、高山の鳥類や生きもの、里山の来し方、行く末を写真やデータを駆使した文章で紹介する。 |
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奈良高山の自然
茶せんの里の生きものたち |
A4変型・ソフトカバー・94頁 |
定価2,100円
(本体2,000円+税) |
ISBN4-86249-023-9 |
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よな・しょうぞう…1951年奄美大島生まれ。大阪写真専門学校中退。写真スタジオ勤務を経てフリーとなる。現在幼児教育雑誌、教科書、新聞等に作品を掲載中。
奈良県生駒市在住。
なかつ・ひろむ…1973年大阪生まれ。(社)高知県生態系保護協会勤務を経て、現在大阪府立大学大学院農学生命研究科の博士課程に在学中。少年時代から野鳥や自然に興味を持ち、観察を続けてきた。日本野鳥学会、日本造園学会会員。(財)日本自然保護協会、(社)大阪自然環境保全協会会員。
交野市在住。 |
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