「大阪生まれ大阪育ちの大阪知らず」の著者が、
『SOFT』『大阪人』の仕事を通して目覚めた大阪三昧の日々。
大阪の歴史・紀行・文化・言葉をテーマに、
肩肘はらずに探究する大阪のあれこれ。
自画自賛の大阪ではなく、「なんや知らんけど大阪は面白い街やないの」と、
奥ゆかしいプライドをもって大阪人の大阪知らずを検証してゆく。 |
■主要目次
〔イントロダクション〕 体験記風、大阪人のめざめ。
大阪生まれ大阪育ちの大阪知らず、ソクラテスになる。
〔PART1〕 歴史編
商人の街、お笑いの街? 実は最古の都?/七色の地下鉄が行く
大阪の古代・中世・近世・近代。
〔PART2〕 紀行編
天地開闢、商売繁盛。中央公会堂の神々。/夕陽とおんだで新・
大阪紀行
〔PART3〕 文化編
不毛か、多彩か。大阪文化の謎。/近松門左衛門が教えるキタと
ミナミの未来。/地域遺産を楽しむ 二十一世紀型観光。
〔PART4〕 言葉編
方言撲滅、標準語。大阪弁の受難。/標準語漫才と関西弁第二標準語論。/
大阪弁で考える。大阪弁でものを書く。
〔明日のためのイントロダクション〕
大阪人のプライド。
見えねども ほのかに香るもの。 |
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大阪人のプライド
本渡 章[著] |
四六判・並製・194ページ |
定価1,470円
(本体1,400円+税) |
ISBN4-88591-918-5 |
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ほんど・あきら…1952年大阪生まれ、大阪在住。コピーライター、編集者をつとめた後、大阪をテーマにしたライターに転身。季刊『SOFT』、月刊『大阪人』編集部を経て、現在フリー。エッセイ、コラム、ルポのほか、書評などにも執筆活動を広げている。『産経新聞』に「むかしむかし……」「古地図は誘う」など連載。旅好き。これまでに20カ国以上を訪ねる。放送大学在学中。歴史、文化、言葉の話題全般に興味あり。 |