日本人は亀をどのように見てきたか? |
本書は2000年(平成12)3月26日に国際日本文化研究センターで開催されたシンポ「亀の古代学」の記録に加筆・修正したもの。同年2月に考古学調査による出土が発表された奈良・明日香村、酒船石遺跡の亀形石造物を中心的話題にしながら、東アジアの亀について、様々な分野の研究者たちが論じる。亀関係図版150点。 |
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亀の古代学
千田稔・宇野隆夫 編 |
A5判・並製・229ページ |
定価 2,100円
(本体2,000円+税)
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ISBN4-88591-707-7 |
2001年 3月 刊行 |
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■主要目次
第Ⅰ部 飛鳥亀形石の世界
飛鳥亀形石の発見と意義/青斑石の鼈合子と北斗七星/朝鮮半島の石造物と亀
第Ⅱ部 亀の系譜
縄文の亀/弥生の亀/古墳・古代の亀
第Ⅲ部 亀と宗教、自然科学からみたカメ・スッポン
亀の図像学/亀卜について/自然科学からみたカメ・スッポン
総合討論 |
■執筆者一覧 |
内田 至(名古屋港水族館館長)
宇野 隆夫(国際日本文化研究センター)
大形 徹(大阪府立大学総合科学部助教授)
亀田 修一(岡山理科大学総合情報学部助教授)
西光 慎治(明日香村教育委員会嘱託)
設楽 博巳(国立歴史民俗博物館助教授)
管谷 文則(滋賀県立大学人間文化学部教授)
千田 稔(国際文化研究センター教授)
伊達 宗泰(元、花園大学文学部教授)
難波 洋三(京都国立博物館考古室長)
三宅 久雄(宮内庁正倉院寺事務所保存課調査室長)
谷一 尚(共立女子大学助教授)
橋口 尚武(千葉大学・千葉経済大学講師)
矢野 健一(辰馬考古資料館学芸員)
和田 萃(京都教育大学教育学部教授)
サイモン・ケーナー(ケンブリッジ州考古局員・東アングリア大学講師) |
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