八雲琴の調べ 神話とその心

 窪田英樹 著

ISBN978-4-86249-340-8
神前楽器〝八雲琴〟の創案者で、出雲の神々を深く信仰した中山琴主ゆかりの地を訪ね、関係者の証言と豊富な資料を駆使し、宗教音楽と神話世界の全容を明かす。金光教・大本教・出雲路・奈良飛鳥・名古屋水野神社・愛媛等を巡る。
八雲琴の調べ 神話とその心

 窪田英樹 著
四六判・上製・286ページ
定価
(本体2,600円+税)
ISBN978-4-86249-340-8
 2018年 7 月 刊行
 
■主要目次
第一章 大阪の八雲琴
 一、八雲琴について
 二、金光教の八雲琴
 三、近藤藤守と梅子夫人
 四、祭典楽
 五、生国魂神社の碑
第二章 大本、祭りと神話の世界
 一、大本教団と八雲琴
 二、弾圧、戦時下の八雲琴
 三、大八洲神社遷宮式
 四、出口王仁三郎と八雲琴
 五、須佐之男命と大本の神
 六、大本教団の教え
第三章 出雲の神々と琴の音
 一、出雲大社と八雲琴
 二、平岡家と中山琴主
 三、出雲の神々と八雲琴
 四、出雲大社の教え
 五、売布神社、神官一族の伝承
 六、美保神社の海上神事と八雲琴
第四章 祈りと奉仕
 一、むかし語り
 二、母と歩み来て
 三、琴主の精神
第五章 飛鳥寺の僧と八雲琴
 一、飛鳥寺を訪ねて
 二、丸山貫長と出口王仁三郎
 三、山本震琴の芸統
 四、仏法と八雲琴
第六章 神伝八雲琴の心
 一、中山琴主と八雲神社
 二、大田大明神と青風大明神
 三、加藤ウタと生源寺勇琴
 四、蘇る琴の音
 五、青 風 山
 六、竜 蛇 社
 七、琴主残影
 八、河端家と琴主
 九、神曲の夢(一)吉備楽
 十、神曲の夢(二)黒住教
 十一、神曲の夢(三)八雲琴
 十二、創案への旅立ち
 十三、公卿中山忠能
 十四、神伝八雲琴の確立
第七章 天の八重鎌
 一、大岸家の八雲琴と鎖鎌
 二、中山琴主の弟妹
 三、天の八重鎌
第八章 竜蛇神と竜宮信仰
 一、木庭次守の寄稿
 二、木庭論文を巡って
第九章 多利穂と琴主
 一、出雲・中山家と琴主
 二、維新期の神官、中山多利穂の記録
 三、琴主への祈り
 取材協力団体・協力者/参考文献

 くぼた・ひでき…1940年8月2日、北海道生まれ。1966年3月早稲田大学第一文学部哲学科西洋哲学専修卒業。元朝日新聞大阪本社記者。日本児童文芸家協会会員。宗教評論誌『和賀心』編集人。
著書に『丹後のおんな』(創樹社)、『山の物語』 『神の国の使者』『 神と人と-金光大神の歩み 』(三交社)、『 神のしらべ-吉備楽始祖 、岸本芳秀伝』(和賀心会)など。
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