森琴石作品集

熊田 司・橋爪節也(編)

ISBN978-4-86249-167-1
   江戸末期から明治を代表する文人画家の一人であり、細密な銅版画を残す「響泉堂」として活動した森琴石(もり・きんせき、1843~1921)の、多彩かつ幽遠な画業を網羅した作品集。兵庫・有馬に生まれた琴石は大坂南画界の異才鼎金城の門に入り、師没後は忍頂寺静村に師事。また漢詩文を学び、東京に出て洋画にも接する。一方で当時日本に滞在していた清人南画家たちと交流し、新しい時代の表現を追求した。文展審査員を務め、帝室技藝院にも任ぜられた。銅版画/文人画・書/下絵・画稿など作品433点を収録。
森琴石作品集
熊田 司・橋爪節也(編)
A4判・上製・252ページ
本体15,000円+税
ISBN978-4-86249-167-1
 2010年 12月 刊行
■主要目次

Ⅰ 銅版画
Ⅱ 文人画・書
Ⅲ 下絵・画稿など

論文
 銅版画師 響泉堂をめぐって…熊田 司
 近代大阪の南画家 森琴石―その生涯と作品…橋爪節也
 森琴石と西洋画…高瀬晴之
 地方文化と森琴石…槙村洋介
 琴石と妻鹿友樵…妻鹿友弘
 森家所蔵写真についての考察…岡塚章子

資料

 雲来詩抄『学海画夢』抄 読み下し・解説…多治比郁夫
 印譜・落款
 響泉堂所鐫銅版書目…熊田司 編
 
年表

 
作品目録
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