2002年5月23日

東京・本願寺築地別院と

同年5月25日、京都・西本願寺聞法会館で開催された
国際学術講演会
「仏の来た道−シルクロードの文物−」の記録。

1900年代初頭に、大谷探検隊を始めヨーロッパ各国の探検隊が中央アジアを探検し、様々な文物をそれぞれが持ち帰った。その調査研究は独自に行われてはいるものの、総合的な国際共同研究は十分に行われていないという現状を踏まえ、開催された国際学術講演会の記録。

龍谷大学大谷探検隊100周年記念事業委員会［企画］ 杉村棟・徐光輝［編］

仏の来た道　 シルクロードの文物 A5判・並製・122ページ 定価2,100円 （本体2,000円＋税） ISBN4-88591-940-1

■主要目次 大谷コレクションの意義　……上山大峻（龍谷大学学長） 韓国国立中央博物館所蔵の大谷コレクションと中央アジア美術 　……権　寧弼（韓国藝術綜合学校美術院教授） 　　　  李　美香（龍谷大学国際文化学博士）訳 大谷文書研究の意義　文書から物（形）へ 　……小田義久（龍谷大学教授） 　　講演資料 　大谷コレクションの意義（上山大峻） 　トルファン地方出土のマニ教絵画における仏陀の表現（付・英文） 　　　　　　　　　（ノ−ザンアリゾナ大学助教授　スザンナ・グラーチ）          ※各講演者の肩書きは当時のものです